哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

安全な世界

 
誰もが、生きている限り、
何かしらの痛い目にあったり、ケガをしたりします。
 
 
そのような経験のない人は、
どこにもいないでしょう。
 
 
 
 
 
私達の生きるこの世界というのは、
私達が思う以上に、危険に溢れていて、
 
 
一歩間違えば、自分の生命にも関わる、
 
そのような世界なのです。
 
 
 
 
 
当然ながら、誰もが、
自ら進んでケガをしたいとは思いませんし、
 
 
だからこそ、
 
慎重に行動をしたり、
様々に想像を働かせて、
ケガをしないように工夫をしてきたのです。
 
 
 
 
しかしながら、
 
それでも、
ケガをしないで生きていくことは難しいのです。
 
 
 
それだけ、
危険なことばかりなのであって、
 
 
逆に言うと、
安全なことは何一つない、ということでもあるのです。
 
 
 
 
 
私達は、常に、
危険と隣り合わせて生きているのです。
 
 
 
安全なこと、安全なもの、安全な場所というのは、
どこにも存在しない、
 
 
生きるというのは、
まさにそういうことなのであって、
 
 
私達は、
いつどのような状況であっても、
心して生きなければならない、ということなのです。