哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自信と失敗

 
何を行うにおいても、必要なものが自信です。
 
 
 
勿論、
何も経験がなければ、
上手くやれない可能性の方が高いのですが、
 
 
それでも、
何かをやらないことには、何もはじまらない、
 
というのは、誰もが認識している通りです。
 
 
 
 
 
私達の誰もが、
 
上手く出来ないかもしれない、
ことを理解しながらも
 
 
一方で、
挑戦しなければ何も出来ない、
ということも分かっている、
 
 
 
ですが、それでも、
どうしても一歩踏み出すことが出来ないでいるのです。
 
 
 
 
 
それは、心のどこかで、
 
 
上手くやれなかった時の自分自身を、
どのように処したらいいのか、
 
が分からないのであって、
 
 
 
その根底には、
 
「失敗した自分のことを認めることが出来ない」、
「失敗することは大問題である」、
 
ということがあるからなのです。
 
 
 
 
失敗することは、
あって当然のものですが、
 
 
失敗を大問題と思っている限り、
何もすることは出来ないのです。
 
 
 
 
 
自信とは、一般的に、
 
「絶対に上手くいく」、
という意識を主にイメージしがちですが、
 
 
 
本当の自信とは、
 
「失敗しても大丈夫」、
「失敗しても何も問題はない」、
 
 
ことが根底になければなりません。
 
 
 
 
「上手くいく」、
という意識だけでは、苦しくなるばかりです。
 
 
「失敗しても問題はない」、
ということを自分に許可することが、
何よりも必要なことなのです。