運の良し悪し
誰にとっても、
運がいい時、運が悪いと思う時があります。
同じことをやっても、
良い結果になることもあれば、
悪い結果にもなるのですから、
運という要素は、
決して軽いものではなく、無視出来るものではありません。
ところが、
一言に、運といっても、
自分に降りかかった困難が、
見方によっては、
単に、運の悪いこと、で済むものではなく、
自分の中に足りないもの、課題があるが故に、
必然的に起きてしまった、
という捉え方もあるのです。
勿論、
本当に自力ではどうにもならないことが、
存在するのも確かです。
しかしながら、
自分の思い通りにいかないことを、
安易に、自分の運が悪いと、
運のせいにして、
自力での解決を諦めてしまうことはないでしょうか。
私達の誰もが、
それほど運が悪いことはないはずです。
起きた出来事を、
運のせいだと、
自分で認めてしまえば、それまでですが、
それを自分で認めない限り、
それは、
自分自身の課題であって、運の問題ではないのです。
運の良し悪しは、自分自身が決めるもの。
何があっても、自分自身が、
運が悪いと認めさえしなければ、
運のいいことしか起こらないわけでして、
それは則ち、
自分は、運のいい人間である、
ということになるのです。