哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

評価の基準

 
私達の誰もが、多かれ少なかれ、
 
誰かと比較され続けながら、
これまで生きてきたと思います。
 
 
 
何においても、常に、
比較され、競争することによって、
 
 
自分の価値を定められてきたのです。
 
 
 
 
そして、人よりも、
相対的に良い結果、良い評価を得ることによって、
 
 
自分の安心が得られるものと、
思い込むようになってしまい、
 
 
その安心を得るが為に、ひたすら、
周囲の目を気にし続けることになるのです。
 
 
 
 
 
しがしながら、
どこまでいっても、上には上がいて、
 
その先には際限がありません。
 
 
 
 
周囲の目を気にし、
誰かと比較をし続ける限り、
 
 
苦しいことやストレスから解放されることはなく、
安心を得ることはないのです。
 
 
 
 
 
安心を得るために必要なのは、
 
他人の目や周囲からの評価ではなく、
 
自分自身の自分への評価なのです。
 
 
 
 
自分への評価は、
個人によって違うのですから、
 
 
自分に甘くても厳しくても、
それも、人それぞれなのです。
 
 
 
 
他人から、
どのような評価を受けようとも、
 
 
自分が自分に対して、
納得した答えを得られれば、それで十分なはずなのです。
 
 
 
周囲の評価は関係ありません。
 
自分が自分を評価していれば、それで良いわけなのです。