問題の正体
私達の誰もが、
大小、様々な問題を抱えています。
そして、
問題の捉え方も人それぞれで、
ある人にとっては、
なんてことのない問題であったとしても、
別の人にとっては、
困難で厄介な問題であると感じてしまうものです。
問題というのは、
人の主観によって変化し得るものであって、
逆に言うと、
自分がどのように問題を捉えるかで、
如何様にも変わる、ということなのです。
問題を、解決するのが難しいもの、
として認識してしまえば、
その認識した通りに、
解決するのが難しいもの、になり、
反対に、
当たり前のように解決できるもの、
と認識すれば、
解決するのが難しい、
とは思うことはないでしょうし、
そもそも、
問題が存在している、
とも思わないはずなのです。
私達は、
問題を問題として認識してしまうことで、
自らの中に壁を作ってしまい、
その壁によって、
自分の思考や行動に対して、制限をかけ、
その結果、
解決することが難しいもの、
と思うようになってしまうのです。
つまり、
問題を問題にしているのは、
自分自身であるということなのです。
問題として認識してしまう出来事というのは、
確かに存在はするのですが、
それを、
大きな問題としてしまうのも、
ただの小さな出来事にしてしまうのも、
全ては、
自分の意識次第だということなのです。