心の拠り所
行動するということは、その前提に、
何かしらの目的というのが存在します。
それは、
自分、家族、会社、社会のため、、、
数え上げればきりのないことですが、
それらがあるがために、精いっぱい頑張れるのです。
いわば、
自分にとっての居場所、心の拠り所とも言え、
これが、自分の行動の中心を占めるのです。
しかしながら、
その居場所、心の拠り所があるが故に、
それを守らなければならないことを思えば、
自らの行動を制限させている根本原因にもなり得るのです。
本来、
心というのはどこまでも自由で、
拠り所というものも必要ないのかもしれませんが、
現実的に、私達の心はそれほど強いものではなく、
心の拠り所なしに生きていくことは出来ません。
そして、
その拠り所を保ち続ける以上、
それを無視して、無制限に行動することは不可能であり、
今まで行動しなかったのは、
その拠り所に固執してしまっているからでもあるのです。
誰もが、無制限に行動出来るわけではないのです。
その裏側には、
それぞれの中にある心の拠り所が影響していることを
知っておかなければならないのです。