自分を直視する
自分の姿を直視すること、
ありのままの自分を視ることは、思った以上に難しい。
直視するのが難しいのには、
自分に自信がないから、
自分自身に後ろめたい気持ちがあるから、
自分の中に矛盾を抱えているから、
自分の弱さを認めたくないから、
挙げてみれば、
いろいろと思い当たることがあるものです。
自分としっかり向き合うというのは、
素直に正直に、
自信のない自分、弱い自分を認めることであり、
それはまた、
一つの勇気であり、一つの強さなのです。
ですから、
自分の姿を直視するというのは、強い人にしか出来ないことなのです。
自分と向き合うのに、
他人と比較して、いい悪い、ということではないし、
過去の自分と比較して、いい悪い、ということでもありません。
あくまで対象は、いまの自分、なのです。
いま、自分を直視することが出来ますか。
ありのままの自分の姿を視ようとしない限り、
強くなることも、変わることも出来ないのです。