哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

心を守る

 
何をどう感じるのかは、
全て、自分が決めています。
 
 
 
時に、
私達は、周囲の人や環境によって、
不快な気分にさせられることは多いのですが、
 
 
それも、
 
自分が何とも思わなければ、
問題は何もなく、それで終わりなのですが、
 
 
そうはいっても、
 
想像以上に、
周囲は不快なことばかりで満ちているのです。
 
 
 
 
別に、
 
周囲の人が、悪意を持って、
自分を不快にさせているわけではないでしょう。
 
 
 
 
ですが、
 
自分が不快なものと受け取った瞬間、
それらが悪意を持ったものに変化してしまうもので、
 
 
周囲が不快と思っていなくても、
 
自分が不快と感じれば、
紛れもなく、それは不快な出来事なのです。
 
 
 
勿論、その逆も然りです。
 
 
 
 
個人によって、それぞれ、
感じ方というのは千差万別なのですから、
 
 
自分の思いを、
周囲の人に察してもらおうとしても、
あまり期待は出来ないのかもしれません。
 
 
 
そういった意味で、
人というのは、自分勝手な存在でもあるのです。
 
 
 
 
 
ですから、
 
どこまでいっても、
自分の心は、自分で守るしかないのです。
 
 
自分しか守れないのです。
 
 
自分を不快にするものを排除して、
自分を守ることに徹するのです。
 
 
 
 
「いい気分でいる」
ということが大事なのは、周知の通りではありますが、
 
 
それは、言い換えれば、
「自分の心を守る」ということなのです。