哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「運」についての解釈の仕方

 
「運」が「いい」、「悪い」という問題は、
人間のバイオリズム(体調)のように、
常に変動を繰り返すものです。
 
 
 
ずっと、
「運」の「いい」状態が続くわけでもないし、
「悪い」ままでいることでもない。
 
 
 
 
そして、
この「運」に関して、
少し見方を変えてみた場合、
 
 
 
例えば、
「運」の「悪い」状態があったからこそ、
 
それが、「反転」することによって、
より大きなチャンスを得られた、
 
ということもあるもので、
 
 
もし、
この「運」の「悪い」状態がなければ、
そのようなチャンスを得られなかったかもしれない、
 
と考えると、
 
どちらが結果的に「幸運」だったのか、
ということでもあるのです。
 
 
 
つまり、
ほんの少し見方を変えるだけで、
 
一つの出来事が、
「幸運」にも「不運」にも解釈することが出来るのです。
 
 
 
 
誰にとっても、
「運」が「悪い」出来事というのは、
歓迎出来るものではありませんが、
 
 
それも、
「幸運」の「前触れ」として、
受け止めることが出来るのなら、
 
もっと前向きに、その出来事を捉えることが
出来るのではないでしょうか。
 
 
 
「悪い」出来事が起きる、
ということは、
 
「いい」出来事が起きる、
ということも示しているのです。
 
 
 
 
勿論、
「悪い」状況だからといって、
 
自分が何もしなければ、
状況は何も変わることはないので、
 
その状況を変えるための「努力」は、
必要ではあるのですが。。