哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「意識」を向ける先

 
私達は、毎日、
 
嬉しい出来事に喜んだり、
辛い出来事に悲しみ、苦しんだり、
思い通りにいかないことに焦ったり、腹を立てたり、
・・・
 
 
思っている以上に、
自分の「外側」に起きている出来事に、
「一喜一憂」させられているのではないでしょうか。
 
 
 
 
自分の「感情」、
自分の「心」なのですから、
 
 
自分がそうなりたいと思ったように、
自分の「感情」をコントロール出来るようになれば
それに越したことはないのですが、
 
 
残念なことに、
頭だけで考えているようでは、
なかなかそうも上手くいかないのです。
 
 
 
 
知らず知らずのうちに、
 
自分の「周囲」、「外側」ばかりを
気にしていませんでしょうか。
 
そこにばかりに、
「意識」を向けてはいませんでしょうか。
 
 
 
自分の「意識」の向ける先に、
自分の「感情」もついていくのです。
 
 
 
つまり、
自分の「外側」を「意識」すれば、
 
自分の「感情」も、
その「外側」の出来事に左右されてしまう、
ということなのです。
 
 
 
 
「感情」をコントロールするということは、
 
自分の「意識」をどこに向けるか、
ということなのです。
 
 
 
逆に言うと、
自分の「感情」がコントロール出来ていない、
というのは、
 
 
自分の「内面」ではなく、
「外側」ばかりに対し
「意識」を向けてしまっているからなのです。
 
 
 
 
私達は、本当は
何に対し「意識」を向けるべきなのでしょうか。
 
 
それは、他でもない、
自分自身、自分の「内面」なのです。