哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

『世界最強の商人』

 
個人的なことではありますが、
 
経営者向きの自己啓発本で有名な
『地上最強の商人』、
 
ではないのですが、、
 
 
同様の内容で安価で手に入る
『世界最強の商人』
 
を本日、読破しました。
 

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ご存じの方も多いかもしれませんが、
 
 
この本には、
読み方に独特のルールがあって、
 
 
本の後半にある、
「巻物」と呼ばれる「10章」で構成される内容を、
 
「1章」につき、
30日間、1日3回ずつ
 
 
のペースで、
読み進めていかなければならないもの。
 
 
つまり、
10章全て終えるまでに、
「300日」かける必要がある、というものなのです
 
(1章につき、8~10ページ程度なので、
一回あたりの分量は多くはないのですが)。
 
 
 
 
内容については、
ビジネスのみならず、人生全般に関わる考え方を
説いているもので、
 
 
話の内容自体は、
さほど目新しいものではないのですが、
 
 
上記のような「読み方」であるが故に、
非常に特徴的な本ではないかと思います。
 
 
 
 
 
 
とにかく、
今回、思うところがありまして、
 
昨年の3月末から、毎日、
 
自分の日課として、
「淡々」と取り組んでいました。
 
 
 
 
 
読み始めた頃からの変化、
といいますと、
 
 
自分の中で、
何か大きく変わったようなことは、
 
 
今のところは、まだ、
感じられることはないのですが、
 
 
 
とりあえず、
「何かをやり遂げる」
 
ことの重要性を、
 
 
今改めて、
身をもって「再認識」したという感じです。
 
 
 
 
 
人は、
簡単には変われるものではなく、
 
 
変わるためには、
 
 
ひたすらに、
何かを「繰り返し」続けることでしか、
方法はないのかもしれません。
 
 
 
たとえ、
何かを急激に変えることが出来たとしても、
 
 
必ずその反動が、
同じように来るわけでして、
 
容易に
元に戻ってしまうのです。
 
 
 
「繰り返す」ということは、
 
シンプルだけど、これ以上にない、
強力なやり方の一つなのです
 
(勿論、時間も労力も必要ですが)。
 
 
 
 
 
 
そして、
ここで示されていた読書法とは、
この本だけに限られたものではないはずで、
 
 
また、異なるテーマで、
同じように挑戦してみるのもいいのではないかと、
 
 
今、終えてみて、
そのように思ったりもしています。