哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「迷い」を払拭

 
何事においても、
「決める」ことが大事、と言われています。
 
 
 
ですが、
自分でも「決めた」はずなのに、
 
それを、行動に移せないことも
あるのではないでしょうか。
 
 
 
 
もしかしたら、それは、
 
「決めた」のではなく、
「決めたつもり」になっているだけで、
 
 
まだ、
「迷い」や「未練」が、
断ち切れていないのかもしれません。
 
 
 
 
 
とにかく、
行動せずにいれば、
 
それだけ、
やるべき「タイミング」を失い、
余計な「思考」や「迷い」が増すばかりです。
 
 
 
とはいっても、
 
「迷う」ことが、
決して「悪い」わけではありません。
 
 
 
「迷い」は、
あって然るべきものですし、
 
「迷って」動けないのなら、
 
それがはっきりするまで、
「迷う」しかないのです。
 
 
 
 
 
そして、
「迷う」ことによって、
 
新しい「考え」や「アイデア」が、
生まれるのであれば、ともかく、
 
 
「同じ」ことばかりを、
頭の中で逡巡させているだけでは、
 
事態は、
何も変わらないことも確かなのです。
 
 
 
結局、
何も変わらないのであれば、
「迷う」ことに、あまり意味はないので、
 
 
「迷った」末に、
何も出てこないのであれば、
 
 
とにかく、この状況から、
脱却するようにしなくてはなりません。
 
 
何でもよいので、
状況を変えることをするのです。
 
 
 
 
そもそも、
「迷う」というのは、
 
何が「問題」なのかが分からないから、
 
「判断」出来ずに、
「迷う」のではないのでしょうか。
 
 
 
その「問題」も、
 
物事が動かなければ、
目に見える形で、
浮かび上がってくるものでもありませんので、
 
 
 
そうであるならば、
 
まずは、
何か行動してみるしかなく、
 
その上で、
更に「迷え」ばよいだけのことなのです。
 
 
 
 
「迷って」いてばかりでは、
「問題」すら見えてくることはなく、
 
 
「問題」が見えなければ、
「解決」のしようもないのです。
 
 
 
「迷い」を払拭するためには、
「問題」を見えるようにするしかなく、
 
 
そのための何かしらの、
「一歩」が必要なのです。