「虚心」を思い出す
私達は、
「学べ」ば、「学ぶ」ほどに、
多くのことを知ることが出来るのですが、
その一方で、
理論や、基礎、
世の中の常識やルール等・・・
様々な「縛り」に、
「囚われて」しまうことにもなるのです。
これは、ある意味、
自分の考えや発想を生み出すことを「阻害」し、
自分自身をも
「制限」してしまうことにも繋がるのです。
「学ぶ」ことは、勿論、
大事なことではありますが、
それと同じくらいに、
「学ぶ」時には、常に、
「虚心」を忘れてはいけない、
ということなのです。
「虚心」とは、
わだかまりを持たない、
先入観を持たない、
素直な心、
を意味します。
誰にとっても、
身に覚えのあることかもしれませんが、
今まで知らなかったこと、
見たこと、聞いたことのないことを、
すぐに信用して、流されてしまったり、、
著名な人や影響力のある人の発言である、
ということだけで、
どうしても正しく思えてしまったり、、
何かを知れば、
分かった「つもり」になって、
知ったかぶりをしてしまう。。
大事なのは、
その「中身」であるにも関わらず、
それ以上に、
自分の中にある先入観や固定化した思いによって、
自分にとって、
「都合のいい」ように「解釈」してしまうのです。
私達は
何かを知れば知るほど、
先入観やわだかまりは持ってしまうものです。
生きている限り、
逃れられるものではないでしょう。
だからこそ、何度でも、
「虚心」でいることを思い出すのです。
「虚心」でいることが、
今の自分を成長させ、
今まで見えなかったものが、
見えてくるのかもしれないのです