自分に「優しく」
他人には、
「優しく」接するのに、
自分に対しては、
「厳しく」してしまう人も、
多いのではないかと思います。
自分に「厳しい」のは、
自分を向上させるため、
自分を奮い立たせるため、
自分に妥協を許さないため、
理由は様々にあると思います。
更に、
自分に「厳しい」というのは、
自分を「コントロール」する、
ということでもあるのでしょう。
ですが、
「厳しい」ばかりでは、
やがて行き詰まり、
自分で自分を苦しめることでもあるのです。
私達は、誰もが、
そんなに「強く」はありません。
勿論、
「強い」ところもあるのですが、
「弱い」ところも同じだけあるのです。
そして、
人は、常に、
「弱い」存在に対しては、「優しく」、
「強い」存在に対しては、「厳しい」のです。
他人を「弱い」と思うから、
「優しく」するのに、
他人と自分が、それほどまでに、
「強さ」、「弱さ」に違いがあるのでしょうか。
自分は、
他人と同じくらい「弱い」のです。
自分の「弱さ」を認められないからこそ、
いつまでも、
自分に「厳しい」ままで、
いてしまうのではないでしょうか。
もっと、
自分の「弱さ」を知りましょう。
「弱い」自分を認めましょう。
そうすれば、きっと、
もっと自分に「優しく」なれるはずなのです。