哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「不完全」でいること

私達は、
「不完全」であるが故に、
「完全」なものを求めようとします。
 
 
しかしながら、
 
物事というのは、
どこまでいっても、
「その先」があるもので、
 
「終わり」がない、
 
つまり、
「完全」なものはない、のです。
 
 
 
ですので、
 
「不完全」だからということ、
ただそのことで、
 
「憂い」に思ったり、
「コンプレックス」を感じたり、
自分自身を「卑下」してしまう、
 
ことはないのです。
 
 
 
 
今も、
「完全」なものばかりを求めすぎて、
自分自身を苦しめてはいませんか?
 
 
 
「不完全」だからこそ、
常に「その先」があり、
そこに向かい続けることが出来るのです。
 
 
ですから、
「不完全」でいいのです。
 
 
それが、
私達の「本来の姿」であり、
「あるべき姿」なのですから。