哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「恐れ」の価値

「自信」は、
「体験」や「経験」からでしか、
身につけることは難しく、
 
 
とにかく、
その「経験」を得るための、
 
「一歩」を踏み出せるかかどうか、
にかかっているのです。
 
 
つまり、
「勇気」でもあるのです。
 
 
 
 
人は、
「未知」なるものに、
「恐れ」や「不安」を抱き、
 
 
それが故に、
「一歩」を踏み出せずにいるのです。
 
 
そして、それは、
「自分」に対しても言えることなのです。
 
 
 
「一歩」を踏み出す、
ということは、
 
「今までの自分」では、
あり得ない「行動パターン」であり、
 
 
「未知なる自分」になる、
ということも、
 
ある意味、
「恐怖」でもあるのです。
 
 
 
 
逆に言うと、
「恐れ」や「不安」を感じる、
ということは、
 
そこに、
「越えるべき何か」がある、
ということなのです。
 
 
反対に、
「恐れ」や「不安」のないところには、
「新しい何か」というものは、
ないのだという事なのです。
 
 
「恐れ」や「不安」には、
 
それだけ、
「立ち向かうだけの価値」がある、
 
ともいえるのではないでしょうか。