哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「確信」を持つ

「自分はいったい何者か」、
「何のために生きているのか」、
 
 
これらは、
この世を生きる私達にとっての、
「永遠のテーマ」であると思います。
 
 
 
もし、
「生きる意味」というのが、
「何かしら」あるのだとするならば、
 
 
それが、
向かうべき「方向」、「指標」となり、
 
「生きる」ことに対し、
「迷う」ことは何もないのでしょう。
 
 
 
 
ですが、
普通の日常を過ごす中では、
 
その「何か」というのが、
容易に「見つかる」ものでもなく、
 
 
常に、
「迷い」と「不安」の中で、
「生きる」ことになるのです。
 
 
 
そもそも、
その「何か」というもの自体が、
「存在」するのかどうか、
 
それすらも明確ではないのですが、
 
 
それでも、
生きる上での、
向かうべき「方向」、「指標」は不可欠で、
 
 
そのためにも、
自分の中で「確信」を得られるもの、
が必要となるのです。
 
 
 
 
大事なのは、
自分が「確信」を持てるかどうか、
 
 
そこだけに掛かってくるのです。
 
 
 
つまり、
何より必要なのは、
自分の「意志」であり、
 
 
その「意志」なしに、
自分の向かうべき「方向」も「指標」も
何も定まらないのです。
 
 
 
向かうべき「方向」、「指標」は、
一人一人それぞれ異なり、
誰一人、同じであることはないのです。
 
 
そして、
誰かが教えてくれるものでもないのです。
 
 
 
自分の「意志」のみでしか、
それを決めることは出来ないのです。