知らないことの「恐怖」
人というのは、
「知らない」、「理解できない」
ことに対して、
「恐怖感」を持ちます。
「知らない」、「分からない」から、
「怖い」と感じるのであって、
「知って」しまえば、
「なんということもない」、というのは、
多くの方が体験していることではないでしょうか。
そして、
この「知る」ということは、
単なる「情報」としての「知識」
ということではなく、
「実体験」を伴った「経験」そのもの
を意味しているのです。
「情報」としての「知識」だけでは、
それをどんなに蓄えようとも、
「行動」を伴わなければ、
「知らない」ことと同じなのです。
則ち、
「恐怖」を乗り越えるためには、
「知る」ことが必要で、
「知る」ためには、
「行動」するしかないのです。
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【知行合一】(陽明学):
行動を伴わない知識は未完成である
『知って行わないのは、
未だ知らないことと同じであり、
知っている以上は、
必ず行いにあらわれる』
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