哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

「努力」の仕方

物事というのは、
 
元となる「原因」があって、
はじめて「結果」が発生します、
 
 
逆に言うと、
 
何かの「結果」を得るのであれば、
その為の「原因」が必要となるのです。
 
もしくは、
「条件」を整える必要がある、
ともいえます。
 
 
 
多くの人が、
何かしらの「結果」を得たい、
と、考えていると思います。
 
 
 
そして、
そのためには、
頭で「考える」だけではダメで、
 
「努力」であったり、
「リスク」をとらなければならない、
 
「行動」が大事である、
ということも認識しているでしょう。
 
 
 
 
ところが、
たとえ同じ「努力」をしたところで、
 
 
思うような「結果」を
得られる人と、そうでない人とに、
分かれてしまうのも「事実」で、
 
 
それは、
好き嫌いや得意不得意、
思考や行動パターンといった、、
 
 
人それぞれにある、
「個性」の違い、
 
が大きく影響してしまうからなのです。
 
 
 
つまり、
そもそも「個性」が違うのだから、
 
 
同じ「努力」をしたところで、
同じ「結果」を得られる保証は、
どこにもないのです。
 
 
 
 
どんなに素晴らしいやり方であっても、
万人に通用するものは、
ほぼ皆無で、
 
 
自分に「合わない」ものは、
どうしてもあるのです。
 
 
そして、
自分自身が変われば、
過去の自分に合っていたやり方も、
合わなくなるのも道理なのです。
 
 
ですので、
「努力」の仕方そのものを
常に模索し続けることも必要なのです。
 
 
 
やり方に「絶対」は、なく、
 
あくまで、
「目的」を果たすための「手段」
に過ぎないのです。
 
 
 
くれぐれも、
「手段」が「目的」
 
となってしまわないように、
意識していかないといけませんね。