哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

自分を「観察」する

私達は、毎日、
何かしら考え、悩んでいます。
 
 
そして、
悩めば悩むほど、
考えれば考えるほど、
 
「懐疑的」で「ネガティブ」に陥ってしまう。
 
 
これは、
「自分を守る」ために
人の「生存本能」がもたらすものであって、
「生理的反応」として、出てしまうものなのです。
 
 
 
しかしながら
このような精神状態においては、
決して良い考えやアイデアが思いつくはずもなく、
 
 
「真面目」に考え、悩むほどに、
「負のスパイラル」に嵌る、
 
という悪循環に陥るのです。
 
 
 
つまり、いかに、
「氣分よく」、「ポジティブ」な状態を
作り出せるかが、ポイントであって、
 
 
私達は、これまでの経験則から、
これらのことをよく知っているはずなのに、
 
 
未だに、
自らの「本能」に振り回されるばかりで、
有効な手段を見出すこともままならないのです。
 
 
 
 
全ては、
 
「自分をコントロール
するところにあるのです。
 
 
そして、現代では、
「自分をコントロール」するために、
様々な「手法やツール」が出回っています。
 
 
これを利用して、
自分を上手く「コントロール」することが
出来る人も、勿論いるわけなのですが、
 
やはり、一定数は全く変わらないわけで、
 
 
それは、やはり、
これらが、「万人向け」のものでしかないから、
なのです。
 
 
 
人の精神や心は、千差万別で、
「他人」にはどうにも理解できないことも多く、
「自分」にしか認識できないことが沢山存在するのです。
 
 
ですので、本来なら、
もっと「自分」とよく向き合わなければならないはずなのに、
 
 
そこを拒否して(もしくは端折って)、
 
何かの「手法やツール」ばかりを頼って、
「自分」をよく見ようとしないから、
見えるものが見えなくなってしまっているのです。
 
 
 
まずは、とにかく、
もっとよく「自分」を「観察」するのです。
 
 
「観察」することで、
見たくないものも見えてくるかもしれませんが、
 
そこを含めて、
「自分」というものをもっとよく認識することが出来るのです。
 
 
そして、それが結果的に、
「自分をコントロール」するための糸口に、
繋がってくるのです。