相手の起点に立つ
自分が頑張っているつもりなのに、
「相手が分かってくれない」、
「理解してくれない」、
というのは、
もしかしたらよくあることなのではないでしょうか。
私達は個々に、思惑や願いがあり、
それを叶えるために頑張るのですが、
ただ単に、頑張った、
というだけでは、
それは「自己を起点」にした、
自分勝手の考えに基づいたものでしかなく、
当然、相手から理解を得られることは難しいでしょう。
相手から理解を得るためには、
本当の意味で、
相手のニーズを捉える必要があり、
それは徹底的な「相手を起点」とした
発想の元にいることなのです。
そして、
「相手起点」とした発想でいるためには、
そこに対応しうるだけの「強さ」や
「余裕」が必要なのです。
「強さ」や「余裕」がないのに、
「相手起点」に立つこと等出来るはずもなく、
「相手起点」になろうと意識しようとしても、
必ず「自分起点」に戻ってしまうのです。
だから何よりも、やはり自分なのです。
自分が「強く」なって、
自分に「余裕」を持てるようになることが、
全ての前提なのです。