哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

実践=学び

何事も「入力」したことは、
全て「出力」するべきもので、
 
何かを「学んだ」ことも、
それを「実践」してこそ、
はじめて意味のあるものとなるのです。
 
 
そして、その「実践」とは、
日常やイザという時に使われるもの、
もしくは、
誰かのために役に立つものであるべきで、
 
それだけに、
中途半端な内容であってはいけないのです。
 
 
とはいえ、
自分が「学んだ」ことというのは、
あくまで自分の中で
「このような感じ」といった
「抽象的」で「感覚的」なものでしかなく、
自分でしか分かり得ないものなのです。
 
ですので、
それをそのまま「実践」しようとしても、
無理があるのです。
 
 
つまり、
「実践」の場で、他の誰かに伝えるためには、
自分の中の「感覚的」なものを、
改めて整理、体系化し直し、理論建てた形に
「変換」する必要があるのです。
 
 
しかも、
他の誰かという、
複数の様々な異なる個性に伝えるためには、、
その数の分だけ自分がブラッシュアップしていかないといけないわけで、
 
それが結果的に、
自分が「学んだ」時以上の「学び」を得ることにもなるのです。
 
 
結局のところ、
教えた自分自身が、他の誰よりも一番の勉強することになり、
深く身に付けることが出来るのです。
 
 
 
貴方は、
何のためにここまで「学んで」きたのでしょうか。
 
人は「教えている」間に「学んで」いる。
誰かに伝えてこそ、はじめて「学び」は形になるのです。