哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

信じること続けること②

何かを信じられない者は、
何も得ることは出来ない。
 
何かに成功した人、成し遂げた人は、
単純に、純粋に、何かを信じて、
ひたすらに打ち込んだだけに過ぎないのです。
 
単純に、純粋に、信じることが、
やがて当人にとって、「当たり前」のこととなり、
無意識的に物事をスムーズに動かすのです。
 
 
そして、
その無意識的なことを、私達は普段から知っていて、
いつも何かをする時、
自分を信じこませようとするのですが、

そのもう一方で、
懐疑的な自分がいることで、
その疑った通りの内容ばかりを実現させてしまう。
 
 
私達は、
子供の頃は誰もが「素直」で、
そもそも「疑う」ということを知らなかったのですが、
 
成長するにつれて、
「安易に信じることは騙されること」、
という不合理な真実を知ってしまい、
 
「疑う」ということが、
生きるために必要なことと認識してしまったのです。
  
 
 
しかしながら、
「信じてやり続けるしか、
何かをなすことは出来ない」、
 
ということに変わりはなく、
 
「疑い」続ける自分でいる限り、
何もなすことは出来ないのです。
 
 
今まで「変わりたい」、
と思っているのに、何も変われないのは、
 
結局のところ、
「何も信じようとしない」、
からということなのです。
 
 
「信は力なり」にもあるように、
何かを信じなければ、為せることは何もない、
のです。