哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

平凡と非凡

人は基本的には、
リスクを嫌い、安全確実なものを選択する。
 
その根底には、
確実に結果を得られるから、
という発想からであり、
 
失敗するくらいならやらない方がまし、
という、
ローリスク・ローリターンの考え方である。
 
 
だが、
何かを為そうというのであれば、
当然、失敗はつきもの、である。
 
 
それでもやはり、
「失敗はしたくない」、
ということであれば、
何かを為すことは難しいだろうし、
 
そこが、
平凡な結果で終わるのか、
非凡な結果を出すことが出来るのか、
 
の違いになるのだろう。
 
 
 
そもそも、
非凡な結果を出す人であっても、
失敗することを何とも思わないことはなく、
「精神的なダメージ」
というものはそれなりにあるはずである。
 

失敗することが、平気なわけではない。
 

ただ、
これ以上、失敗したくないし、
失敗という中途半端な結果のままで終わらせたくない、
という思いが、
 
失敗の理由を学び、考え、
試行錯誤を繰り返させることで、
その結果として、
非凡な成果をあげることが出来たのである。
 
 
 
最初のとっかかりは、もしかしたら、
子供の頃の夢や希望、単純な発想からかもしれない。
 

それにも拘らず、いつの間にか、
 
「成功しないといけない」
「失敗したくない」
「損をしたくない」
 
と、打算的で事後的なことばかりしか考えないから、
挑戦する意志を失わせるのだ。
 
 
成功云々、と考えるのは、
今はとりあえず置いておいて、

ほんの小さな挑戦からでも始めてみよう。
 
もしかしたらそれが、
これからの人生を変える大きな「きっかけ」になるかもしれないのだ。
 
  
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天才とは努力する凡才のことである。 
アインシュタイン
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