手放す

誰もが大なり小なり、「問題」を抱えている。
　
一方で、
世の中というのは、
知らないことばかりなのだが、
　
そこでは、
自分の知らないところで、
様々な問題が発生し、
自分の知らないところで、
解決されていく。
　
　
自分がいなくても、「世界は回っている」、
ということである。
　
　
そのような中で、
自分にとって重要だと思っている問題というのは、
本当に問題なのだろうか。
　
自分が解決すべき問題ではない可能性はないだろうか。
　
　
自分が何とか解決しよう、
という思いは、
見方を変えると、「執着」にもなる。
　
解決も出来ず、
ただ自分の中に、
未処理の問題として残してしまうことで、
　
心身に余計な負担をかけるばかりでなく、
自分が本来、取り組むべき問題を見失ってしまうこともある。
　
　
思い切って手放してしまおう。
これまでも何とかなってきたのだから、
これからも何とかなるはず。
　
余計な問題に関わっている時間は少しもないはずだ。