哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

発想の転換と価値観

何年も生きていると、
生き方にクセというものが出てきて、
何を考えても同じような発想しか出来ず、
行動はパターン化する。
 
そしてそれらは繰り返されるごとに、
より強力なものとなり、
更に固定化されていくのである。
 
 
そんな固定化した状態のままでは、
人生を変化させたいと思ったところで、
大きな変化は望めない。
 

確かに、行動することで、
何がしかの変化をもたらすことは出来るのだが、
 
そもそも、
発想自体が変わらない限り、
行動に大きな変化をもたらすことは出来ない。
 
 
発想というのは、
自分の価値観に基づくものでもあるので、
その自分の価値観を、
根本的にひっくり返すくらいでないと変えることは難しい。
 
それだけ、
発想を変えるというのは難しいことなのだ。
 
 
価値観というのは、
自分の信じて疑わぬ絶対的なものでもあり、
そう簡単に覆せるものではない。
 
 
 
ではその価値観は、
一体どこからきたものなのだろうか。
 
幼少期の経験や、両親の影響、、、
 
その本質となる原因を見つけ出すことが出来れば、
自分の価値観を客観的に認識し、
そこで変えることが出来るかもしれない。
 
そして、価値観を変えることによって、
はじめて新しい発想が生み出すことが出来る。