才能のありか
自分の才能、というものは、
確かに存在するのだろうが、
それが何なのか、というのは、
自分ではなかなか見つけられるものではない。
自分でこれだ、と思ったものでも、
本当にそれがそうなのか、
というとそれも少し疑問ではある。
それだけ人は数多くの可能性を持っているのだ。
才能というのはそもそも、
誰でも持っている能力の内、
その能力を他人よりも少し上手く使うことが出来る程度、
ということに過ぎない。
だから、見つけにくいのも当然かもしれないし、
その後の努力によって、いかようにも結果は変わってくる。
勿論、才能を活かすことに越したことはないが、
才能に固執し過ぎてもいけない。
もっと大事なのは、
自分が心惹かれるものか、やってみたいものか、
というシンプルな気持ちなのだろう。
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自分に能力がないなんて決めて、
引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、
今まで世の中で能力とか、
才能なんて思われていたものを越えた、
決意の凄みを見せてやる、
というつもりでやればいいんだよ。
(岡本太郎)
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