過ちを改める
過ちは誰でも犯すもの。
その過ちは常に改められようとしているだろうか?
過ちだと分かってはいるものの、
私達は時として、何もせずにやり過ごしてしまうことがある。
それは、
自分のプライドが許さないから。
自分のキャリアや経歴に傷をつけることになるから。
過ちを認めることで、
その先にあるもっと深い過ちに対処しなくてはならないから。
他人に迷惑をかけたり、人間関係を破綻させてしまうから。
等々、様々な理由が挙げられる。
過ちに気づいた時は、
対処に着手するのに時間を置くほど、
問題はより根深くなり、解決に困難をきたす。
だから、早く解決に着手するに越したことはない。
それに何より、
自分の内側、良心の問題もある。
誰でも過ちはすぐに改めるべき、とは心の中で思っている。
だが、そうもいかない様々な事情もあったりし、
心の中では常に葛藤や不快感が残り続ける。
そして、生きるのが苦しくなってくる。
だからこそ、
もっと自分の心に素直に従ってみる。
過ちを改めるために、最初の一歩を踏み出してみる。
きっともっと、生きるのが楽になるはずである。
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過ちて改めざる。
これを過ちという。
(孔子)
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