哲学的思考~Philosophical Thinking

~よりよく生きるために、自分自身を見つめ直す~

役割を演じる

人は相対する人との関係性に応じて、
様々な顔を持っている。
 
例えば、
 
上司としての自分
部下としての自分
同僚としての自分
親としての自分
子供としての自分
恋人としての自分
友人としての自分

 
 
それぞれに見せる顔は異なり、
振る舞いや口調等も、全く異なることもある。

いわば、その立場での役割を演じている、
ともいえるかもしれない。
 
 
人は周囲の人との関係性なくして、生きることは出来ない。
それ故に、人の悩みのほとんどが、人間関係によるものともいえる。
 
 
そして、人間関係がうまくいかなくなってしまった時、
どうしても、相手の一つの面しか見れなくなることがある。
 
それにも関わらず、相手の全てを否定したくなる。
 
 
今一度、
 
・自分は相手の一部分しか見ていない、
・自分も相手も、その立場での役割を演じているに過ぎない、
 
ということを思い返すことさえ出来れば、
現状の関係性を改善させることが出来るかもしれない。