役割を演じる
人は相対する人との関係性に応じて、
様々な顔を持っている。
例えば、
上司としての自分
部下としての自分
同僚としての自分
親としての自分
子供としての自分
恋人としての自分
友人としての自分
…
それぞれに見せる顔は異なり、
振る舞いや口調等も、全く異なることもある。
いわば、その立場での役割を演じている、
ともいえるかもしれない。
人は周囲の人との関係性なくして、生きることは出来ない。
それ故に、人の悩みのほとんどが、人間関係によるものともいえる。
そして、人間関係がうまくいかなくなってしまった時、
どうしても、相手の一つの面しか見れなくなることがある。
それにも関わらず、相手の全てを否定したくなる。
今一度、
・自分は相手の一部分しか見ていない、
・自分も相手も、その立場での役割を演じているに過ぎない、
ということを思い返すことさえ出来れば、
現状の関係性を改善させることが出来るかもしれない。